「ネクスト・ソサエティ」とは、2002年にドラッカーが出版した書籍のタイトルです。
『断絶の時代』、『新しい現実』、『ポスト資本主義社会』からつながる、すでに現実になりつつある来るべき社会を明らかにします。
1990年代の半ばにニューエコノミーが論じられ始めましたが、ドラッカーは、急激に変化しつつあるのは経済ではなく社会であると指摘しました。
経済という一機能の変化ではなく、社会の根本的な変化です。人の生き方、働き方、もちろん経済にも変化をもたらします。
具体的には、人口構造の変化、特に出生率の低下とそれに伴う若年人口の減少、IT革命、製造業の地位の変化、労働力の多様化などです。
このような根本的な変化の時代には、単なる対応のうまさでは成功することはできません。大きな流れを知り、基本に従う必要があります。
個々の変化に振り回されることなく、大きな流れ(ネクスト・ソサエティの到来)そのものを機会としなければなりません。
具体的な内容については、次の記事を参照してください。